楽しく花火で遊ぶための注意事項

●手持ち(線香花火含む)花火は、着火時・燃焼時は腕を伸ばし体から離して遊びましょう。
●線香花火で遊ぶ時は、真下に水や足がない状態で遊びましょう。
●手持ち花火以外の花火は、着火したら素早く離れ、途中で消火したと思っても決してのぞかない事。
●風向きに注意して遊ぶ事。


花火でよくあるご質問
当組合員に多くよせられる質問は以下内容が多数を占めます。保管場所・処分方法に関しては増加の傾向にあります。また、近年お客様からの問い合わせで、一般常識内で判断できる問い合わせ内容や低年齢の方からの問い合わせも増加しています。

「花火は何でできていますか?」

花火は“酸化剤”と“可燃剤”が原料で、これを配合した総称が“火薬”となります。酸化剤には“硝酸バリウム”や“過塩素酸カリウム”等が有り、可燃剤は“木炭”“硫黄”“マグネシウム”“チタン”等です。

「花火の色はどうして出るの?」

可燃剤(主に金属粉)の炎色反応を利用しています。

ナトリウム

黄色

青色

カルシウム

オレンジ色

ストロンチウム

赤色

バリウム

緑色、白色


「ススキ花火が途中で消えてしまいます」

ススキ花火は構造上、薬筒底部分に底止めがしてあります。この底止めの長さが商品によりバラツキがある為、火薬が完全に燃え切ってしまっても火薬が残っているかの様に見える場合があります。

「未使用の花火は保存できますか?
また、保存場所はどこが良いのですか?」

使用期限は基本的にはありませんが、PL法などの関係で10年を基本と考えています。 保存場所は、常温で湿気の少ない直射日光の当たらない場所にお願いします。
 

「不使用の花火の処分方法は?」

バケツなどの容器に水を入れ、花火全体が水に浸かる様に入れてください。花火全体に十分に水分が浸み込んだ後、各自治体等の条件に従って処分に出してください。

「打上花火が地上で爆発しました」

打上花火の導火線の位置は、噴出花火とは違い上部ではなく側面にあります。この事に気が付かず上下逆さまの状態で点火し、地面に向かって花火が発射され爆発したかのように思われる事例がありました。

「連発花火(多筒)で発射数が少ない」

多数の筒から同時発射される商品で発射数は正確に数えることはかなりむずかしいことです。工場では決められた火薬量で決められた大きさの星(火薬の玉)を使用しています。同時に多数発射された星が見る角度から重なってしまい、見える数が少なく感じる事もその原因の一つと考えられます。


 

ページのトップへ戻る