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これは日本では花火大会が町のあらゆる角度から見られていたため、どこから見ても同じ綺麗な球状にする必要から発達した技術で、日本独自のもの。所謂通はこの技術で作られた花火が開いたときの球円を「盆」と呼び、完全な円になるのが理想的。
花火通の4つのポイント
その(1):「玉の座り」
⇒ 打ち上げられた玉がちょうど昇りつめた時に開くのがベスト
その(2):「盆」
⇒ 玉の大きさに見合った広がりで、まん丸に開くのがベスト
その(3):「肩」
⇒ 飛び散る星が放射線状にまっすぐ飛んで円形になるのがベスト
その(4):「消え口」
⇒ 星の全てが一斉にパッと消えるのがベスト
花火を球状に開くことを目的に発達した事から、花火競技大会でも「盆が良いか悪いか」などが重要な審査基準となっている。
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玉の重さもビックリ、5号玉直径約14.4cmで約1.1kg、3尺以上になると重さは200kg以上となりクレーンを使用して準備している。その花火の美しさもさることながら、200kgもある物を打ち揚げようとしてそれを打ち揚げてしまう事、その事も相当に凄い事ですね。